防犯対策の考え方
ドロボー。彼らは盗みのプロフェッショナルです。
捕まらないように、またより多くの収入を稼ごうと日夜努力し,
研究しています。
捕まったドロボーの内1/3はドロボーの前科のある人間だそうです。
刑務所に入れば、鍵の壊し方、金庫破り、どんな家に現金が
あるかなどの技術や知識を教えあうだけでなく、
最新の防犯対策、防犯対策の知識、そして、
防犯対策をかいくぐる方法などを考え手います。
さらに腕を上げ、悪いことをしたと反省することなく、
なぜ捕まってしまったのかを反省し、刑期が終われば
今度こそ捕まらないように、そして新しい防犯対策を
楽しみに意気揚々と出てくるということです。
そんなドロボーたちに、警察がアンケート調査をし、
空き巣ねらいの犯罪心理を探った結果を紹介します。
(一般的なドロボーの考え方)
①狙う家やその周辺を半数以上のドロボーが下見をします。
②狙う住宅は,一戸建とマンション。付け目は窓の鍵。2階の窓も狙われます。
③侵入口のトップは玄関、窓、次にベランダです。
④侵入口の防犯設備が、破壊行為に10分以上持ちこたえたら70%あきらめる。
⑤声をかけられたり、ジロジロ見られるのが大嫌いです。
(犯行をあきらめた理由)
①人に見られた。
②声をかけられた。
③防犯対策用の補助錠が付いていた。
④防犯対策用の警備システムが付いていた。
⑤窓に防犯対策用の頑丈な格子が付いていた。
⑥防犯対策用の防犯カメラが付いていた。
⑦防犯対策用に犬を飼っていた。
⑧パトロール中の警官に出会った。
これだけの知識があれば、防犯対策として
やらなければならないことが、かなりはっきりしたと思います。