防犯対策を習慣に!
防犯対策グッズで身を固めただけでは、防犯対策としてはまだまだ十分ではありません。
普段の行動パターンも防犯対策として見直しておくことが大切です。
①防犯対策として、帰宅時の行動パターンを変える。
毎日、同じ店に立ち寄るといったことは、防犯対策として避けること。
②自宅のドアの前で鍵を探すことはやめ、早めに手にしておくこと。
鍵をさがすわずかな瞬間も、不審者が付け入る機会になる。こんなことでも、りっぱな防犯対策になるんです。
③在宅時に知らない人がチャイムをならした場合、安易に応答すべきでないという意見もありますが、空き巣狙いだと、不在だと思い侵入を図る危険があるので、応答して在宅をアピールする方がよいということです。当たり前のことが防犯対策になります。
④窓の外やベランダに空き缶などの不燃ゴミを並べておくこと。
不審者が触れやすく、警報装置がわりになります。ちょっとだらしないように感じますが、大事な防犯対策です。
警察庁によると、2003年の住宅を対象とした空き巣などの侵入盗の認知件数は、約19万件で、10年前の1.5倍で、ここ5,6年の増加が目立っているそうです。
それでは、一定期間家を空ける場合、どんな点に気をつければよいのでしょう?
ポイントは、以下の3つです。
1.長期の外出をさとられないこと。
①例えば、洗濯物。外から見えないところに干すこと。
②近所の声かけは、信頼できる人だけ最小限に。
(防犯グッズについて知りたい方は、文字をクリックして下さい!)
2.在宅を装うこと。
①決められた時間にテレビなどのスイッチが入り、一定時間で切れるよう、タイマーをセットしておくのが効果的。
②室内照明を決めた時間に点灯させる防犯グッズもあります。
③決めた時間に犬の鳴き声がするという防犯グッズもあります。
④郵便受対策は重要。根本対策は、局留めにすること。
(手続きは簡単です。近くの郵便局に問合せしてください。)
⑤新聞は留守にする前日から止めておくこと。
(間違って新聞が届くことがあるので確認のため)
3.ドアの鍵の強化、防犯センサーの設置などの防御をしておくこと。
①主な侵入口は、玄関と窓が31.4%と比率が高い。
マンションやアパートの場合、一戸建に比べて侵入口が少ないので玄関と窓をしっかりガードすることで、防犯効果が高まる。
②戸締りの基本は、ひとつのドア、窓に2つのロックをつけること。
③ドアの鍵をピッキングされにくいものに換えるのも重要。
(あまり多くの鍵をつけるのも使い勝手が悪くなる。あまり難しい鍵をつけるのも避けたい。)
④侵入盗は、音に弱い。窓に振動を感じたら音を出す防犯機器をつけるのは非常に効果的。